今年もいよいよ青森ねぶた祭が開幕しました(*^-^*)
青森市のねぶたと弘前市のねぷたの2本柱に五所川原市の立佞武多が加わり、現在はこの3つが青森県のねぶたとして有名です\(^^)/
起源は諸説ありすぎてw特定できませんが、元々は七世紀ごろ中国から伝わった七夕祭りに灯篭流しや虫送りなど色んな文化が織り交ざり津軽で独自に発展した祭群です(‘ω’)ノ
青森ねぶた
道路の都合で小さくなってしまいましたが(。´Д⊂)幅9m高さ5mの紙製の立体的な武者人形で、中に明かりを灯します。
数年前までは豆電球が使用されていたんですが、現代はLDE ライトです。
22台の大型ねぶたが乱舞する様は圧巻ですよ~(*^^*)
豆電球からLDEになったり、女性のねぶた師が誕生したりで、色彩の美しい優美で繊細なねぶたが主流になってますが、昔の力強くも温かみのあるねぶたも良かったな~と時代の流れを感じます。
題材は神話や青森の伝説、忠臣蔵などの中世物、歌舞伎演目と幅広く、下絵についてる説明が結構マニアックでかなり深堀してるので(*・ω・)歴史好きには2度美味しい、たまらん祭になっております。
ねぶたを動かすのが引き手で、引き手に指示するのが扇子持ちです。
ねぶたは動かなくても充分見る価値ありますが、魂を吹き込むのが運行の司令役である扇子持ちです。
灯がともり扇子持ちが合図し引き手が動かすと、ねぶたはたちまち人形から命あるものになります。
しかーし❗この扇子持ちの力量でねぶたの生命力が決まってしまうんです(; ・`д・´)ムムム
どんなに良いねぶたでも扇子持ちにセンスが無かったら(親父ギャグになってしまった・・・)ねぶたの良さを最大限に生かません(´・_・`)
生きたねぶた、跳人も観客も高揚させる囃子、最高潮に盛り上がりラセラーラセラーの掛け声で乱舞する跳人が揃うと本当に日本一の祭りというのも過言では無い位のお祭りだと思います。
まさに三位一体とはこの事( ̄□ ̄;)!!
近年は残念な事に、危ないから控えめにという規制でも出来たの?って位、うまいな~って思う扇子持ちが少なくなってしまいまして(:_;)跳人も規制があり、熱気?が下降気味で本来の姿なのかな?と疑問に思ったりもします。※一枚目の写真の扇子持ちの方は素晴らしかった!迫力あるねぶたが1台でも見れて満足です。
市民の祭りから観光客の為の祭りになってしまったのが残念ですが、やっぱり自分の生まれ育った青森ねぶたが一番だと思っています(*^^*)
これは弘前の人ならねぷたと答えるでしょうし、五所川原の人は立佞武多と答えるでしょう。それ位どのねぶたも魅力的であるという事ですし、張り合うのは野暮という事で張り合ったりはしません。
弘前ねぷた
1700年代に弘前城下町で行われた記録も残っています(*’ω’*)
弘前ねぷたは人形ではなく、扇形で灯篭に近いかもしれません。
平面図ですが、数が多いので圧巻で、ゆらりゆらりと幻想的との事!
青森ねぶたが乱舞するなら弘前ねぷたは城下町らしくはんなりお練りです、掛け声はヤーヤードーで、囃子と共にとてもお上品です。
絵は勇猛というよりは幽玄で哀愁漂うものが多く、城下町らしい情緒があります。展示してあるものを見たことはありますが祭り自体は未経験なので(´;ω;`)ぜひ見に行きたいのですが、子供は青森ねぶた一択なので、子供が大きくなったら絶対見に行こうと思います!
五所川原立佞武多
こちらも祭りは未経験ですが、展示している立佞武多は近いというのもありますが( ;∀;)とにかくデカいです!首をずっと上げなければ見えないほどです。20メートルほどあるそうで(゚д゚)!毎年3体出陣するそうです(*^^*)掛け声はヤッテマレーヤッテマレーで囃子は陽気な感じです。
大きいので比較的観覧する場所に困らないかもしれませんね。
夏はぜひ青森県へ(*^^*)3祭3様全く違うので、特別な思い出になる事間違い無しですよ~
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